歯がしみる原因は「酸蝕症(さんしょくしょう)」かも?
「酸蝕症(さんしょくしょう)」とは?
みなさんは「酸蝕症」という言葉をご存知ですか?
近年、むし歯・歯周病に次ぐ「“第三の歯の疾患”として注目されているのがこの酸蝕症」です。
酸蝕症とは、酸性の強い飲食物や体内の酸の影響で、歯の表面(エナメル質)が溶けてしまう状態のこと。
エナメル質がダメージを受けることで、
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冷たいものがしみる(知覚過敏)
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歯が黄ばんで見える
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虫歯のような痛みが出る
など、さまざまな症状が現れます。
歯の硬さはとても高いけれど…
歯の表面を覆うエナメル質は、実は人間の身体の中で一番硬い組織。
モース硬度でいうと「7」(水晶と同じくらいの硬さ)なんです✨
ですが――
「硬い=丈夫」ではないのが歯の厄介なところ😢
一度エナメル質が酸で溶けてしまうと、その下の「象牙質(柔らかい組織)」が露出し、どんどん削れていってしまいます。
その結果、歯がしみる・痛む・虫歯が進行しやすくなるなど、トラブルの原因になるのです。
酸蝕症の原因は?【内因性と外因性】
酸蝕症の原因は大きく2つに分けられます👇
【内因性】体内から出る酸によるもの
代表例は胃酸の逆流。
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過食症・拒食症による頻繁な嘔吐
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逆流性食道炎など胃酸が口まで上がってくる疾患
これらによって歯が酸にさらされ、エナメル質が溶かされてしまいます。
【外因性】飲食物に含まれる酸によるもの
普段の食事・飲み物が影響するタイプで、以下のようなものが原因になります:
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炭酸飲料(コーラ、サイダーなど)
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フルーツジュース
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スポーツドリンク
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ワイン・酢の物・柑橘類 など🍋🍷
これらを頻繁に摂取する習慣がある方は、酸蝕症のリスクが高まります。
「歯がしみる」は要注意サイン!
酸蝕症は虫歯とは違い、自覚症状が少ないまま進行していくのが特徴です。
「歯がしみるけど虫歯じゃない気がする…」
「なんとなく歯が黄ばんできた気がする…」
そんな時は、酸蝕症の初期症状かもしれません⚠️
酸蝕症を予防するための生活習慣チェック✅
以下のような習慣、ありませんか?
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食後すぐに歯みがきをしている
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炭酸・ジュースを毎日飲んでいる
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酢の物やフルーツをよく食べる
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寝る前にスポーツドリンクを飲む
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過去に胃酸の逆流や嘔吐経験がある
これらに当てはまる方は、酸蝕症を予防するために食生活やケア方法の見直しが必要です!
歯がしみる原因は酸蝕症かも?
「歯がしみる=知覚過敏や虫歯」と決めつけず、酸蝕症の可能性も考えてみてください。
酸蝕症は放っておくと歯をどんどん弱くし、虫歯のリスクも高めてしまいます😥
気になる症状がある場合は、早めの歯科受診がおすすめです🦷✨