【口内炎】原因・種類・対策まで!なかなか治らないときは要注意?|長岡歯科ブログ

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【口内炎】原因・種類・対策まで!なかなか治らないときは要注意?

「しみる」「痛い」「食べづらい」「話しづらい」など、地味だけどとても厄介な口内炎。
実際、口内炎のつらさが原因で歯科を受診される方も少なくありません。

この記事では、
✅口内炎の主な種類
✅考えられる原因
✅自宅でできる予防と対策
✅受診の目安
についてわかりやすくまとめました📝

▶️ 口内炎の種類と原因

● アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)

最も一般的なタイプで、白く丸い潰瘍が特徴。
2〜10mm程度で、周囲が赤く、頬の内側・舌・歯ぐきなどに現れます。

原因の多くは不明ですが、以下が関与していると考えられています👇

  • ストレス

  • 免疫力の低下

  • 睡眠不足

  • 栄養バランスの乱れ(特にビタミン不足)

通常は10日〜2週間ほどで自然に治癒します。

● カタル性口内炎

物理的な刺激が原因で起こる口内炎です。
例:

  • 入れ歯・矯正器具のこすれ

  • 頬の内側を噛んだ

  • 熱い飲み物や薬品の刺激

粘膜が赤く腫れたり、水ぶくれができたりします。
唾液量の増加・口臭・味覚異常・熱感などを伴うことも。

● ウイルス性口内炎

ウイルス感染が原因で起こる口内炎です。

代表的なのは:

  • ヘルペス性口内炎(単純ヘルペスウイルス)

  • カンジダ性口内炎(真菌による)

  • 性感染症(梅毒・淋病・クラミジアなど)による口内炎

複数の小さな潰瘍や水疱ができ、強い痛み・発熱を伴うこともあり、早期の受診が必要です。

● アレルギー性口内炎

特定の食べ物・薬・金属などに対するアレルギー反応が原因です。
接触した部分に炎症や痛みが出ることがあります。

● ニコチン性口内炎(喫煙性口内炎)

長年の喫煙習慣により、粘膜や舌に白斑ができる口内炎
がん化のリスクもあるため、早めの対応が必要です。

▶️ 口内炎の予防・改善方法

口内炎を早く治すために、以下のことを心がけましょう👇

規則正しい生活(十分な睡眠・休養)
ビタミンB2・B6などビタミンB群の摂取
口腔内の清潔を保つ(うがい・洗口液など)
口の乾燥を防ぐ
入れ歯・矯正器具のチェックと調整
刺激の強い食べ物(辛いもの・熱いものなど)を控える
糖質の摂りすぎに注意(ビタミンB群を消費してしまう)
タオルや食器などは清潔に保つ

▶️ こんなときは歯科・医療機関を受診しましょう!

次のような場合は、市販薬や自然治癒を待つよりも、早めに医療機関を受診しましょう⚠️

  • 2週間以上治らない

  • 痛みが強く、食事や会話が困難

  • 発熱や倦怠感がある

  • 水ぶくれが多数できている

  • 免疫力が低下している(がん治療中など)

▶️ 口内炎は「お口からのSOS」かも?

口内炎は、体や口の中の不調を知らせるサインであることもあります。
単なる炎症と放置せず、体調や生活習慣を見直すきっかけにしてみてくださいね🌟

お口の健康は、体全体の健康とも深く関係しています。
気になる症状が続くときは、無理せず早めにご相談ください🦷✨

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