歯の健康を守る「フッ素」の効果と安全性について
フッ素とは?
「フッ素(fluoride)」は、自然界に存在するミネラルの一種で、虫歯予防に非常に効果がある成分として、世界中で広く活用されています。
日本では、歯科医院でのフッ素塗布や、市販のフッ素入り歯磨き粉として身近な存在です🦷
実はフッ素は特別なものではなく、以下のような食品にも微量含まれています:
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緑茶・紅茶
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わかめ・海藻類
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えび
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牛肉
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味噌 など
歯医者で行うフッ素塗布とは?
歯科医院でのフッ素塗布は、9,000ppmという高濃度のフッ素を歯の表面に塗る予防処置です。これは、歯科医師または歯科衛生士などの専門資格を持つスタッフが行います。
特におすすめのタイミングは、以下のような時期です👇
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乳歯や永久歯が生え始めたばかりの子ども
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第二大臼歯(7番目の歯)が生えてから2〜3年の間(およそ14〜15歳)
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歯の根元(根面)が露出している成人・高齢者
フッ素の主な効果
① 再石灰化を促進する
虫歯は、酸によって歯の表面(エナメル質)からカルシウムやリンが溶け出すことから始まります。
フッ素はこの溶け出した成分を再び歯に戻す(再石灰化)働きを助けてくれます✨
② 歯質を強くする
歯は「ハイドロキシアパタイト」という物質でできていますが、これは酸に弱いという性質があります。
フッ素はこの構造をより酸に強い「フルオロアパタイト」へと変化させ、虫歯に負けない強い歯を作るサポートをしてくれます💪
③ 虫歯菌の働きを抑える
フッ素には、虫歯の原因菌(ミュータンス菌など)の活動を抑える効果もあります。これにより、酸の産生が抑制され、虫歯の発生を防ぎます。
フッ素の安全性について
「フッ素って危険じゃないの?」
そんな不安の声もあるかもしれません。
確かに、フッ素を大量に摂取した場合は「急性中毒」が起こることがあります。
しかし、歯科医院で行うフッ素塗布は歯の表面に塗るだけであり、体内に取り込むものではありません。
また、市販のフッ素入り歯磨き粉も、適量を使用すれば安全です🙂
日本国内で販売されている歯磨剤の最大フッ素濃度は1,450ppmで、世界基準でも安全とされている範囲です。
ご自宅でもできるフッ素ケア
歯科医院でのフッ素塗布と並行して、自宅でのケアにもフッ素を取り入れることが大切です。
🪥おすすめポイント:
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フッ素濃度が1,000〜1,450ppmの歯磨き粉を使用
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就寝前の歯磨きで使用し、うがいは少なめに(フッ素が残りやすくなる)
フッ素は虫歯予防の心強い味方!
フッ素は正しく使えば非常に安全で効果的な虫歯予防成分です🦷✨
特に、乳歯や生えたての永久歯には積極的に使っていくことをおすすめします。
定期的なフッ素塗布と自宅でのフッ素ケアを組み合わせて、虫歯ゼロの健康なお口を目指しましょう!
ご不明な点やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお尋ねください😊
これからも皆さんの歯の健康を応援してまいります🌸