乳歯から永久歯へ~生え変わり時期と注意点~
生え変わり時期はいつ?
乳歯は一般的に全部で20本あり、2歳半〜3歳頃までに生えそろいます。
その後、5歳半〜6歳ごろから永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃までに乳歯がすべて抜けていきます。
📝ポイント:
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生え変わりには個人差が大きく、1年ほど前後することも。
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女の子のほうが男の子よりも早く生え変わる傾向があります。
一般的な生え変わりの流れ
👶【乳歯の生え方】
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生後6か月ごろ:下の前歯(乳中切歯)からスタート
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1歳半ごろまで:上下の前歯・側切歯が生える(合計8本)
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1歳半〜2歳ごろ:奥歯(犬歯・第一乳臼歯)
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2歳半ごろまで:第二乳臼歯が生え、合計20本の乳歯が完成!
👧【永久歯への生え変わり】
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5歳半〜6歳ごろ:下の前歯(中切歯)から生え変わり開始
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6歳ごろ:「6歳臼歯(第一大臼歯)」が乳歯の奥に生えてくる
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7〜9歳:上下の前歯がすべて永久歯に
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9〜12歳:犬歯や小臼歯が順次生え変わり
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12歳ごろ:「12歳臼歯(第二大臼歯)」が生え、永久歯28本が完成
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20歳前後:「親知らず(第三大臼歯)」が生える場合もあり
生え変わり時期の注意点
🦷永久歯が乳歯の裏側や横から生えてくることも!
この場合、すき間に汚れが溜まりやすく、歯ぐきが腫れる・自然に乳歯が抜けないといったトラブルにつながる可能性があります。
🔍歯がグラグラしていない乳歯が残っているときは、早めに歯科で診てもらいましょう!
定期検診とフッ素塗布のすすめ
生え変わりの時期は、乳歯も永久歯も虫歯になりやすい時期です。
ご家庭だけで管理するのは難しいため、定期的な歯科受診とプロによるチェック・クリーニング・フッ素塗布がおすすめです✨
お子さんの健やかな歯の成長を応援します
「乳歯から永久歯への移行期」は、将来の歯並びや噛み合わせの基盤となる大切な時期です。
お子さんの口内環境を健やかに保つためにも、不安なことがあればお気軽にご相談ください😊🪥
親御さんと一緒に、お子さんの歯の健康を守っていけたら嬉しいです!