夏休み明けに増える「子どもの虫歯」|長岡歯科ブログ

長岡歯科ブログ Blog

夏休み明けに増える「子どもの虫歯」

 

まだまだ異常な暑さが続いていますが8月も後半になり、子供達の夏休みも終盤をむかえていますね。

 

たくさん遊んで、たくさん食べて…お子さんにとっては楽しい時間がたっぷりだったと思います。

 

ようやく日常のリズムが戻ってきたというご家庭も多いかと思いますが、

この時期は「子どもの虫歯が見つかった」という相談がグッと増えるタイミングなんです。

 

今回は、なぜ夏休み明けに虫歯が増えやすいのか?

そして、ご家庭でできる“見逃さない工夫”について、わかりやすく解説します。

 

 

なぜ「夏休み明け」に虫歯が見つかりやすいのか?

 

① 食生活とケア習慣のギャップが虫歯を進行させる

 

夏休み中は…

  • アイスやジュースなど糖分の摂取量が増加
  • お出かけ中に歯磨きができない日がある
  • 夜更かし・朝寝坊で歯磨きのタイミングがズレる

 

このように、糖の摂取頻度が増え・ケアの頻度が減るという「虫歯が進行しやすい」環境になりがちです。

 

さらに、子どもは再石灰化(虫歯の初期修復)能力がまだ未成熟。

大人よりも、虫歯の進行が早いのが特徴です。

 

②痛みが出にくい「隠れ虫歯」が潜んでいる可能性

 

「痛がってないし、食欲もあるから大丈夫」

と思っていませんか?

 

実際のところ、子どもの虫歯は…

 

噛む面の奥深くに広がっていたり

歯と歯の間で静かに進行していたり

神経に近いところまで進行していたり、、

無症状なことが珍しくありません。

 

特に「6歳臼歯」(最初の永久歯)は、生えたてで溝が深く、虫歯リスクが非常に高い歯。

 

本人が気づかないうちに、進行してしまうケースがよくあります。

 

そこで、保護者ができる“虫歯の見逃し防止チェックリスト”をまとめてみました。

 

  • 歯の色をチェック
    白っぽく濁っている部分や、黒ずんだところがないか確認しましょう。

 

  • 歯の表面をよく見る
    奥歯の溝に茶色や灰色の線・点が見られる場合は要注意です。

 

  • 歯ぐきの状態を観察する
    特に奥歯の周りが赤く腫れていたり、歯みがき時に出血しやすい場合は炎症のサインかもしれません。

 

  • 食事中の様子を観察する
    片方だけで噛んでいる、冷たい物を嫌がるようであれば、痛みをかばっている可能性があります。

 

  • 就寝中の歯ぎしりに注意
    夜寝ている間に歯ぎしりがある場合、咬み合わせの違和感やストレスが原因になっていることもあります。

 

これらに1つでも心当たりがあれば、早めの受診がおすすめです。

 

歯科医院でできる“夏休み明けのチェック”として、

🔸 レントゲンによる「歯の中・歯の間」の虫歯チェック

初期虫歯や、歯と歯の間にできた虫歯は、視診だけでは見逃されやすいです。

定期的なレントゲン撮影は、見えない虫歯の早期発見につながります。

 

🔸 シーラント処置(予防的な“ふた”)

6歳臼歯や奥歯の深い溝を、専用の樹脂でふさぐ処置です。

痛みもなく、虫歯の予防効果が高い方法です。

 

🔸 歯磨き指導+フッ素塗布

自宅でのケアと組み合わせることで、虫歯の発生を防ぎます。

年齢に応じた指導を行うので、「ちゃんとできてるつもり」の改善にも繋がります。

 

夏休みは、子どもにとってかけがえのない思い出の季節。

学校の歯科検診はもちろん大事ですが、“個別に丁寧に診てもらえる”歯科医院でのチェックが、お子さまの歯を守る第一歩になります。

 

なにかご不明な点などありましたらお気軽にご連絡下さい!

 

Doctors File 東京ドクターズ interview 唾液検査装置SillHa