歯にひびが入った?原因・症状・治療法を解説
「硬いものを噛んだら歯がしみる」「鏡を見ると歯に線が入っている気がする」――それはもしかすると 歯にひび が入っているサインかもしれません。歯のひび割れは放置すると痛みが悪化したり、最悪の場合は抜歯が必要になることもあるため、早めの対処が重要です。
[歯にひびが入る原因]
- 強い噛み合わせや歯ぎしり
無意識の歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな力をかけてひびを生じやすくします。 - 硬い食べ物
氷やナッツ、硬いおせんべいなどを繰り返し噛むと、歯に負担がかかり割れやすくなります。 - 外傷や事故
転倒やスポーツ中の衝撃で歯にひびが入ることもあります。 - 大きな詰め物や治療跡
神経を取った歯や大きな被せ物が入っている歯は、内部がもろくなりやすく、ひび割れのリスクが高まります。
[歯のひびの症状]
- 冷たいものや熱いものでしみる
- 噛んだときだけ鋭い痛みが走る
- 歯に細い線が見える
- 歯茎が腫れたり膿が出る
症状が軽くても、ひびが深く進行しているケースもあるため注意が必要です。
[治療方法]
治療はひびの程度によって異なります。
- 表面の浅いひび:詰め物やレジンで補修可能
- 神経に達するひび:根管治療が必要
- 歯が大きく割れている場合:抜歯を検討することもあります
いずれの場合も、早期発見が歯を残すカギ です。
📍予防のポイント
- 就寝時にナイトガードを装着し、歯ぎしりの負担を減らす
- 硬い食べ物を避け、無理な噛み方をしない
- 定期的に歯科検診を受け、早期に異常をチェック
「歯にひびが入ったかも?」と思ったら、自己判断せず歯科医院で検査を受けることが大切です。ひび割れは自然に治ることはなく、放置すると歯を失うリスクが高まります。早めの受診で適切な治療を受け、大切な歯を守りましょう🦷