歯が欠けた！放置は危険？原因・応急処置・治療法を解説
「食事中に違和感があった」「鏡を見たら歯が欠けていた」――突然 歯が欠けた 状態になると、不安になりますよね。歯が欠ける原因はさまざまですが、放置すると痛みや虫歯、歯の破折につながることがあるため注意が必要です。
＊歯が欠けた原因
歯が欠ける主な原因には以下があります。
- 硬い食べ物（氷・せんべい・ナッツなど）を噛んだ
- 転倒やスポーツなどの外傷
- 虫歯が進行して歯質が弱くなっている
- 歯ぎしり・食いしばりによる強い力
- 神経を取った歯や大きな被せ物が入っている歯
特に虫歯が原因の場合、見た目以上に内部が崩れているケースもあります。
＊歯が欠けたときの応急処置
歯が欠けた直後は、以下の点に注意しましょう。
- 欠けた部分で噛まない
- 強くうがいしすぎない
- 欠けた歯の破片があれば保管する
- 痛みやしみる症状があれば早めに受診
市販の接着剤などで自己処置するのは危険なので絶対に避けてください。
＊歯が欠けた場合の治療法
治療法は欠けた範囲や神経への影響によって異なります。
- 小さく欠けた場合：レジン（樹脂）で修復
- 欠けた範囲が大きい場合：詰め物や被せ物
- 神経まで達している場合：根管治療が必要
- 歯の根まで割れている場合：抜歯を検討
早期治療であれば、歯を残せる可能性が高くなります。
＊歯が欠けるのを防ぐために
- 定期的な歯科検診で虫歯を早期発見
- 歯ぎしりがある場合はナイトガードを使用
- 硬い食べ物を無理に噛まない
歯が欠けた場合、「痛くないから大丈夫」と放置するのは危険です。小さな欠けでも、時間が経つと虫歯や破折が進行することがあります。歯が欠けたと気づいたら、できるだけ早く歯科医院を受診し、適切な治療を受けましょう。
