仕上げ磨きはいつまで?親子で楽しく続けるコツをご紹介🪥
◉ 仕上げ磨きとは?
仕上げ磨きとは、お子さんが自分で歯磨きをした後に、親御さんが仕上げとして丁寧に磨いてあげることを言います。
小さなお子さんは、まだ手先の動きや力加減が未熟なため、どうしても磨き残しが出てしまいがち。そこで仕上げ磨きが重要になってきます!
◉ 仕上げ磨きをする3つのメリット
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磨き残しを防げる
子どもは自分では上手に歯を磨けません。仕上げ磨きでしっかりと汚れを落とすことで、虫歯や歯肉炎の予防につながります。 -
歯磨きの習慣が身につく
親子で歯磨きをすることで、「歯磨き=大切な習慣」として自然に学べます。 -
口の中の異変に気づける
毎日仕上げ磨きをすることで、お口の中の小さな変化にも気づきやすくなり、虫歯やトラブルの早期発見につながります。
◉ 仕上げ磨きはいつからいつまで?
仕上げ磨きの目安時期は、生後6ヶ月頃(歯が生え始めた頃)〜12歳頃(永久歯が生えそろうまで)が理想的です。
▼ 年齢別のポイントはこちら:
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0〜2歳ごろ:ガーゼで拭き取ったり、歯ブラシに慣れさせる
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3〜5歳ごろ:歯磨きの大切さを教える時期。特に奥歯の磨き残しに注意
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6〜9歳ごろ:「6歳臼歯(第一永久歯)」が生えてくる時期。生えたての歯は虫歯になりやすいので特に丁寧に!
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9〜12歳ごろ:本人が主体で磨き、親はチェック&フォロー役に
◉ 仕上げ磨きのやり方とコツ
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歯ブラシはベングリップ(鉛筆持ち)で持ち、優しい力加減で🪥
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歯に対して90度で、横に小刻みに動かすのがポイント
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唇や舌が邪魔なときは指で排除して視野を確保👍
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奥歯や歯の裏側は特に磨き残しが多いので意識的にチェック!
◉ 補助清掃用具も上手に活用を!
「今日は時間がない!」「嫌がって磨かせてくれない…」そんな日もありますよね😣
そんな時は無理せず、以下のような補助清掃用具の使用もおすすめです。
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タフトブラシ(奥歯や細かい部分に便利)
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フロス(歯と歯の間の汚れをしっかり除去)
日によって使い分けることで、ストレスなくケアが続けられます🪥✨
◉ よくあるご質問
Q:仕上げ磨き用と子供用で歯ブラシは分けた方がいい?
A:同じでも構いませんが、ヘッドが小さめのものを選ぶとより磨きやすくなります。
Q:歯磨き粉は必要?
A:仕上げ磨きでは歯磨き粉は必須ではありません。泡立ちが視野の妨げになることもあります。ただし、使用する場合はフッ素入り歯磨き粉がおすすめです🦷
◉ 最後に:仕上げ磨きを習慣にするために
毎日完璧に仕上げ磨きをしようと思うと、ついイライラしたり疲れてしまうこともありますよね。
でも大切なのは、歯磨きが「楽しい習慣」になること。
神経質になりすぎず、できる範囲で、親子で笑顔で続けることが虫歯予防の第一歩です☺️
「仕上げ磨き、ちょっと大変だけど頑張ってみようかな」と思えた方は、ぜひ続けてみてくださいね♪
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!
▼仕上げ磨きに関するご相談も受付中!
当院では、仕上げ磨きの指導やご相談も随時行っています。
「磨き方が分からない」「嫌がって困っている」など、どんなお悩みもご相談ください🦷✨