親知らずが気になる方へ 痛み・腫れ・抜歯のタイミングとは?
親知らずとは?
親知らずとは、永久歯の中で一番最後に生えてくる奥歯のことを指します。
通常12歳前後で永久歯が生えそろいますが、親知らずは20歳前後で生えてくるのが一般的です。
全ての人に親知らずが生えるわけではなく、先天的に存在しない場合もあります。
そのため「親知らずがない」という方も珍しくありません。
親知らずを抜く必要があるのはどんな時?
親知らずは、まっすぐ正常に生えていて、しっかり磨けている場合は抜く必要はありません。
しかし、以下のような状態の場合は、抜歯を検討することが推奨されます。
✅ 親知らずを抜いた方がよいケース
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親知らずに腫れや痛みがある
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歯ぐきに埋まっている・横向きに生えているなど、正しく萌出していない
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隣の歯に悪影響を与えている(虫歯・歯周病・歯並びの乱れ)
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歯ブラシが届きにくく、清掃が困難で不衛生になっている
なぜ親知らずは早く抜いた方がいいの?
親知らずの抜歯は、「若いうち(10代後半〜20代前半)」のほうがスムーズで、治療リスクが低いとされています。
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顎の骨は20代後半まで成長し、硬く厚くなると抜歯が難しくなる
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生えたての親知らずは歯根が未完成で抜きやすい
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特に下あごの親知らずは、神経から離れていることが多く、術後の腫れや痛みが少ない
親知らずのトラブルを放置しないで!
「少し痛いけど様子見で…」
「いつか抜いた方がいいとは言われてるけど…」
そんな風に親知らずの症状を放置してしまうと、虫歯や歯周病の悪化・顎の腫れ・強い痛みを引き起こす可能性があります。
気になる症状があれば、お早めに歯科医院にご相談ください。
早期発見・早期対応が、スムーズな治療と予防につながります🦷✨
親知らずは「抜く?抜かない?」の判断が大切
親知らずは、生え方・状態・痛みの有無によって対処法が異なります。
「今すぐ抜くべき?様子を見ていい?」とお悩みの方は、まずは診察を受けてみましょう。
当院では、親知らずの診断・抜歯のご相談も随時受付中です。
気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください😌