子どもの虫歯予防|2歳半までがカギ!今からできる3つの対策
子どもの虫歯予防は「2歳半まで」がとても重要!
実は、子どもの虫歯予防は人生の中でも最も大切な予防習慣の一つです。
というのも、子どもが虫歯になりやすいかどうかは、2歳半頃までにほぼ決まってしまうからです。
なぜ虫歯になってしまうのか?
虫歯の原因となるのは「虫歯菌(ミュータンス菌)」です。
この虫歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には存在しません。
では、どこから感染するのか?
それは、一緒に暮らしているお父さんやお母さんからの唾液によってうつってしまうのです。
虫歯菌に感染しやすい時期は?
特に注意したいのが、
生後1歳6ヶ月〜2歳6ヶ月の間。
この時期は乳歯が生えそろい始め、赤ちゃんのお口の環境が整ってくる時期でもあります。
このタイミングで虫歯菌に感染してしまうと、虫歯体質になりやすいのです。
一方、虫歯菌の感染を遅らせることができれば、将来の虫歯リスクはぐんと減ります。
今日からできる!子どもの虫歯予防の3つのポイント
それでは、具体的にどのようなことをすれば虫歯菌の感染を防ぎ、子どもの虫歯予防につながるのでしょうか?
ポイントは3つあります👇
① ご両親のお口の中を清潔に保つ
まずは、お父さん・お母さん自身が虫歯や歯周病を治療し、定期的にクリーニングを受けることが大切です。
親の口腔環境を整えることが、子どもの虫歯予防の第一歩です。
② 箸やスプーンの共有を避ける
食事中、ついお子さんと同じ箸やスプーンを使っていませんか?
唾液を介して虫歯菌が移ってしまうため、食器の共有は避けましょう。
「一口あげ」や「口うつし」もNGです。
③ 砂糖の摂取を控える
虫歯菌は、砂糖をエサにして増殖します。
特に、甘いジュースやお菓子の与えすぎには注意が必要です。
目安として、2歳まではなるべく水やお茶にし、甘いものの頻度を減らしましょう。
この時期の味覚の習慣づけが、その後の食生活にも大きく影響します。
子どもの歯を守るのは、親の行動から
子どもの虫歯予防は、親ができる最高のプレゼントです🎁
「いつか治せばいい」ではなく、「虫歯菌に感染させないことが最大の予防」であることを、ぜひ覚えておいてください。
早いうちからの対策で、一生虫歯になりにくい健康な歯を育てましょう🦷✨