虫歯と歯周病の違いとは?原因・症状・予防法までわかりやすく!
虫歯と歯周病、違いを知っていますか?
「虫歯と歯周病の違い」は、見落とされがちですがとても重要なポイントです。
どちらも口の中の細菌が原因で起こる病気ですが、細菌の種類や症状、治療法・進行の仕方は大きく異なります⚠️
以下で詳しく解説していきます👇
🦷 虫歯とは?
虫歯(う蝕)は、ミュータンス菌などの虫歯菌が糖をエサにして酸を作り出し、その酸が歯を溶かすことで起こります。
◆ 主な原因
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虫歯菌(ミュータンス菌など)の感染
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糖質の多い食事や間食
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磨き残しによるプラークの蓄積
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唾液の少なさや歯の質
◆ 症状の進行
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初期(脱灰):痛みはほとんどなし
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中期〜後期:歯がしみる、痛みが出る
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重度:神経の炎症・壊死 → 神経除去や抜歯が必要になることも
🪥 歯周病とは?
歯周病は、歯垢(プラーク)内の歯周病菌が歯と歯ぐきの間に入り込み、炎症や骨の吸収を引き起こす慢性的な感染症です。
◆ 主な原因
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磨き残し(特に歯と歯茎の境目)
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歯垢や歯石の蓄積
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フロスや歯間ブラシの不使用
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喫煙やストレス、糖尿病などの生活習慣
◆ 症状の進行
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歯肉炎(初期):出血、赤み、腫れ
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歯周炎(進行期):膿、口臭、歯のぐらつき
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重度:顎の骨が溶けてしまい、歯が自然に抜け落ちることも
📝 虫歯と歯周病の違い【比較表】
比較項目 | 虫歯 | 歯周病 |
---|---|---|
主な原因菌 | ミュータンス菌など | 歯周病菌(P.ジンジバリスなど) |
病気の進行先 | 歯の内部(エナメル質→象牙質→神経) | 歯ぐき・歯槽骨(歯を支える骨) |
初期症状 | 痛みなし → しみる・痛む | 痛みなし → 腫れ・出血・口臭 |
最終的な影響 | 神経死・抜歯 | 顎の骨吸収・脱落 |
予防法 | フッ素・食事管理・正しい歯磨き | 歯垢除去・歯間清掃・定期検診 |
✅ 虫歯も歯周病も「予防」がカギ!
虫歯と歯周病の違いを理解したうえで共通して言えるのは、どちらも予防が可能ということ!
日々のセルフケアだけでなく、歯科医院での定期検診・プロのケアがとても大切です。
🏥 「虫歯と歯周病の違い」を正しく理解して予防に活かそう!
虫歯も歯周病も、それぞれの原因や症状には違いがありますが、どちらも放っておくと大切な歯を失ってしまう可能性があります。
ですが、正しい知識と習慣で未然に防ぐことができる病気です✨
ぜひ、年に2〜3回は歯科医院でのチェックを受けてくださいね!
長岡歯科では、患者さまの歯を守る「予防のための歯科」を大切にしています😇
気になる症状がある方も、今は何もないという方も、お気軽にご相談ください♪