歯の寿命を延ばすために大切なこと
歯の寿命を考えたことはありますか?
「歯の寿命」という言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
人間の歯は一度生えたら一生もの…と思いがちですが、実際には虫歯や歯周病、治療の繰り返しによって徐々に寿命を縮めてしまうことがあるのです。
特に虫歯治療を行った歯は、元の状態に“完治”するわけではなく、削って詰め物をしたり、被せ物をしたりと修復処置が施されます。再発すれば再び削る…この繰り返しで、歯はどんどんダメージを受けていきます。
【虫歯治療のサイクル】歯の寿命が縮まる過程
以下は、虫歯が進行していく過程と、治療によって歯が徐々に失われていくサイクルの一例です:
1️⃣ 健全な歯
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2️⃣ 小さな虫歯ができる
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3️⃣ 削って小さなプラスチックの詰め物を詰める
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4️⃣ 詰め物の周囲が再び虫歯になる
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5️⃣ 削って型取りし、大きな詰め物(インレー)を装着
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6️⃣ さらに虫歯ができる
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7️⃣ 神経を取って被せ物(クラウン)をする
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8️⃣ 最終的に抜歯(歯の寿命の終わり)
最終段階では、再感染や歯の破折、残っている歯質の不足などが原因となります。
歯の寿命を延ばすための2つのポイント✨
「歯は治療すれば安心」と思っていると、知らず知らずのうちに寿命を縮めてしまう可能性があります。ではどうすれば良いのでしょうか?
① 定期的なメンテナンスで“予防”
最も重要なのは虫歯を作らないこと、つまり予防ケアです。
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正しいブラッシング
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デンタルフロスや歯間ブラシの使用
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年に2〜3回の歯科検診とプロのクリーニング
これらを習慣化することで、虫歯菌の増殖を抑え、早期発見・早期対応が可能になります。これが歯の寿命を延ばす第一歩です🪥
② 詰め物・被せ物の素材を見直す
治療に使う詰め物や被せ物の素材によっても、歯の寿命に差が出ます。
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保険適用のプラスチック素材(レジン)
→ 吸水性が高く、劣化しやすい。早いと3年程度で再治療が必要に。 -
保険外のセラミックやジルコニア
→ 素材自体が劣化しにくく、表面がなめらかで汚れが付きにくい。2次虫歯のリスクを軽減し、再治療の間隔を長く保てます。
費用面での違いはありますが、再治療の頻度=歯のダメージの回数とも言えるため、長期的に見れば歯の寿命を守る選択肢になり得ます✨
自分の歯が一番大切
どんなに良い素材でも、天然の歯にはかないません。
歯の寿命を延ばすためには、日々のケアと予防意識、そして治療時の選択が重要です。
みなさまが1本でも多く自分の歯で長く快適に生活していただけるよう、ぜひこの「歯の寿命」という視点を持っていただければ嬉しいです😌🦷