☆根管治療は根気よく!☆|長岡歯科ブログ

長岡歯科ブログ Blog

☆根管治療は根気よく!☆

みなさん、こんにちは。

東京も初雪が降りましたね。予想より雪が降らず、滑りやすい足元とか乱れる交通機関とか色々困ることが起きずにホッとしましたが、来院されるお子様が「これから雪だるま作るの!」と雪にウキウキしているのを見て「あ~雪にワクワクしていた頃もあったな~」と子供のピュアな気持ちにほっこりしました(^◇^)

 

***************************************

「根管治療は根気よく!!」

 

虫歯が進行すると、細菌が歯髄(歯の神経と血管の集まり)を侵し、強烈な痛みと腫れを引き起こします。歯科ではC3の段階となり、「根管治療」が必要になります。

 

「根管治療」とは歯の根が病気になった場合に行う治療法で、腐った部分を取り除き、丁寧に掃除と消毒を繰り返し、膿が出ているときは出なくなるまで何回も行います。痛みはこの時点で治まりますが、ここで中断すると再び細菌が住み着き、治療前よりも悪くなり、骨の中に膿がたまることもあります。

 

歯の根は人それぞれ形が違い、複雑な構造になっています。細菌を完全に取り除くことは非常に難しいため、根管治療はじっくり時間をかけて丁寧な処置を行う必要があります。

 

根の中が綺麗なった後は、中に防腐剤をつめ、芯になる土台を立てます。

この時点で治療をやめてしまっても土台と歯の境目から虫歯になったり、歯並びやかみ合わせにも影響が出たりするので、絶対に治療をやめてはいけません(>_<)。

その後は土台の上に被せものをして、しっかり噛めるようになり治療は完了です。

 

根管治療は1週間~10日毎に通って頂く必要があり、治療完了までに早くて2か月くらいかかります。患者さん自身は、毎回同じことをしているように感じて治療が進んでいるのかわかりにくいかもしれません。

 

神経を取ってしまえば痛みは治まりますが、治療を途中でやめてしまうと根が腐ってしまったり、歯がボロボロになったり最終的には歯を抜かなければいけなくなります(T_T)

 

それは絶対に避けたいですよね。(>_<)

 

「根管治療」はとても根気が必要ですが、これからも自分の歯で食事をする為に大切な歯になります。一緒に治していきましょう(≧▽≦)

Doctors File 東京ドクターズ interview 唾液検査装置SillHa