治療途中の方へ(根管治療)|長岡歯科ブログ

長岡歯科ブログ Blog

治療途中の方へ(根管治療)

こんにちは。
梅雨入りしてジメジメ蒸し蒸ししますね。
去年は長かった梅雨ですが、今年はどうでしょうか。早く明ければ夏を長く感じれますね♪

 

 

さて皆さんは治療が途中になっていたりしませんか?当院では定期検診のハガキをお送りするタイミングで治療途中の方にもハガキをお送りしています。

 

 

その中で一番治療が途中になりやすいのが根管治療です。

 

 

それは何故か…

 

 

治療を開始すると痛みがなくなるからです‼︎

 

でもそれは危険です。どんな治療も途中にしては問題は解決するどころか悪化してしまい、最悪抜歯になってしまうことも…。

 

一方で、この治療は数回同じような治療を繰り返し、どんな治療をしているのかわかりにくいというのも理由かもしれません。

 

 

ここでは根幹治療がどのような治療なのか説明していきたいと思います。

 

 

歯は外からエナメル質、象牙質、歯髄の3層構造になっています。

 

 

根管治療とは虫歯によって歯髄(歯の神経)まで細菌によって汚染された根の中を針金のような器具で削り、消毒し、薬で密閉して細菌の住みかをなくす方法です。

 

 

これは神経を取る治療になります。

 

 

また元々神経を取っていた歯の根の先に細菌が繁殖して痛みが出ることもあります。(感染根幹治療)

 

 

どちらも根の中の細菌をなくす必要があり、消毒する作業は最低でも3回ほど繰り返していきます。

 

 

口の中に針金のような器具を出し入れカリカリされている…
同時に機械音がピピピーとなっている…(機械で根の長さを測っている為)
と感じた方は根幹治療です。

 

 

根の中が消毒を経て綺麗になったら空洞になっている根に薬を詰めて封鎖します。

 

 

封鎖が終わったら残った歯の根の部分を土台にして、最後は歯を被せていき、治療は終了です。

 

 

治療開始から歯が入るまで大体2ヶ月を要します。

 

 

神経の形や痛みの取れ方は人それぞれ違い、治療の進み方も変わります。なかなか終わらないと感じる方もいらっしゃるとおもいます。

 

 

しかし途中でやめるとまた中へ細菌が住み始め、痛みが出て腫れたり骨を溶かしたり、治療もまたやり直しになってしまいます。

 

 

ぜひ治療はやめず、その歯を残すために最後まで治してあげて下さい。

Doctors File 東京ドクターズ interview 唾液検査装置SillHa