プラークと歯石|長岡歯科ブログ

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プラークと歯石

こんにちは(o^^o)
スタッフFです。

 

今日はみなさんも聞いたことがあると思われる、プラーク(歯垢)、歯石のお話をしたいと思います。

 

 

【プラーク(歯垢)】

 

プラークとは歯の表面に付着している細菌のかたまりで、白色や黄白色の粘着性の強い付着物です。プラーク1mgあたりには約2億〜3億個の細菌が存在していると言われています。
鏡でお口の中を見ると、歯と歯茎の境目や歯と歯の境目によく見られ、プラークは歯ブラシで除去することができます。

 

 

【歯石】

 

歯石は古くなったプラークが唾液成分などと混ざって石灰化したものです。

 

下の前歯の裏や、上の奥歯のほっぺた側は近くに大きな唾液腺が広がっているため歯石が付きやすい部分となっています。

 

歯石はプラークよりも固く歯の表面に付着しているため、歯ブラシで除去することはできません。

 

 

【なぜ歯石を除去する必要があるのか】

 

歯石自体には細菌がいないので特に悪いものではありませんが、歯石の表面は粗糙であるため、ツルツルな歯の表面よりもプラークが付着しやすくなっています。

 

プラークの中の細菌が活動して出す毒素が歯茎を腫らせたり、歯の周りの骨を溶かす歯周病の原因であり、歯石の中に入り込んでしまった細菌は歯磨きなどでは取れないので、歯石ごと細菌を取る必要があるということになります。

 

この歯石やプラークが原因である「歯周病」は糖尿病、心臓病、脳卒中、慢性腎疾患、肺炎、骨粗しょう症、癌および早産などの合併症を伴うことがあるので歯周病を改善することはとても重要で、歯周病の改善、予防には歯石やプラークの除去が欠かせないということになります。

 

 

難しい話になってしまいましたが、少しでも理解して頂けていると嬉しいです(^_^;)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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