虫歯について②
こんにちは!スタッフAです(#^^#)
今日は日中の気温が30度を超えて、日差しがとても強かったですね。
少し前に関東でも梅雨入りが発表されましたが、その割には雨が降っていないような気がします。
さて、前回は虫歯の初期症状、『C0』についてお話したので
今回は『C1~C2』について説明していきたいと思います!
まず、『C1』というのは、虫歯になりかけていた『C0』の状態から虫歯が進行し、
歯の表面に小さな穴が空いてしまった状態のことを言います。
『C1』の場合、表面のエナメル質だけに穴が空いている状態なので、痛みはありません。
ただし、冷たいものがしみてしまう可能性はあります。
そして『C2』は、虫歯がエナメル質の奥の象牙質まで進行してしまった状態をいいます。
虫歯が象牙質まで到達してしまうと、冷たいものや温かいものを
口にしただけでしみてしまうこともあります。
象牙質は細菌に対する耐性がエナメル質に比べて弱く、
またエナメル質のようにフッ素を塗って再石灰化することも出来ません。
『C1』、『C2』まで虫歯が進行してしまった場合の治療法は、
虫歯になってしまった部分を綺麗に削り、穴が空いたところに詰め物をする、というものです。
詰め物というと、保険内では金属で出来た銀色の物や、
コンポジットレジンというプラスチックの樹脂などがあります。
こちらは自分の歯の色に合わせられるので金属のように目立つことはありません。
ただプラスチックになるとどうしても劣化してしまうので、
数年経つと変色したり汚れが付きやすくなってしまいます。
保険外のものになると、代表的なものがセラミックになります。
こちらは保険がきかないので少し値段がはりますが、
変色もなく汚れが付きにくいので虫歯の再発リスクが低くなります。
また見た目が一番自然な歯に近いので、審美性を重視したい方には特におすすめです。
今回は『C1~C2』と共に詰め物についても簡単に説明しましたが、
次回は虫歯レベルがさらに高く、激痛が伴う『C3』についてお話したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました(#^^#)