芸術の秋②
皆様こんにちは!スタッフMです。
今回は私が最近プラベートで感銘を受けた2つのオススメをご紹介します。
前に1つ目をご紹介しましたので、2つ目をご紹介します。
先日、雨の中上野の森美術館へ「 怖い絵展 」を見に行って来ました。
昔から美術館などで絵や美術品を観賞するのは好きですが、今回はこの題名にもそそられてしまいました。
美術館の前に着くと雨にもかかわらず長蛇の列(笑)!70分待ちでした。
覚悟を決めいざ並んでみると、以外に早く40分程で中に入ることが出来ました。
入り口で音声ガイド機を借り( より詳しく知りたい方は是非借りて下さい)中へと進みました。
第一章〜第六章までの部屋に別れており、見やすく配置されていました。人が多く1つの絵を見るのにも時間がかかりましたが、
細部までじっくり見たい派の私にとって時間は関係ありませんでした。
視覚的な怖さだけではなく、隠された背景を知る事で判明する恐怖など、 ガイド機の音声を聞いたり、説明文を読んだりして違った視点から見る事が出来とても勉強になりました。
中でも私が最も期待していた作品がこちら↓
1833年のポール・ドラローシュという人が描いた「レディ・ジェーン・グレイの処刑」です。
縦2、5M 幅3M に及ぶ大作です。
まさに処刑人の斧の一撃を受ける前、
手探りで首置き台に手を触れ様としている息を飲む瞬間。
白い目隠しをされた顔と彼女の白いドレスに目が釘付け、絵の大きさと迫力に吸い込まれ動けなくなってしまいました。
ここでジェーン・グレイについて、
16世紀中頃のイングランドの女王で、イングランド史上最も悪名高いヘンリー8世の姪の娘に生まれる。
「9日間の女王」とも呼ばれ、継承争いと宗教対立の時代に翻弄されてわずか16才でメアリー1世の処刑命令により処刑される。
この作品は日本初公開だそうです。
芸術的な作品は言葉ではなく人それぞれが心で感じものです。
この展覧会は12/17(日)までだそうなので機会がある方は行って見る価値はあると思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。