歯と認知症|長岡歯科ブログ

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歯と認知症

こんにちは☺️

まだまだ残暑が厳しいですが、日も短くなってなんだか寂しい気分です🥲

私は日も長くなってくる夏になる頃が好きな季節ですが、統計によると涼しくなる秋が1番気持ちが前向きになる季節らしいですよー😆次に春。シルバーウィークやゴールデンウィークがあるからでしょうか✨✨

 

さて今日は歯と認知症の関連性について書きたいと思います。

当院ではお子様から大人の方まで多くいらっしゃっていますが、その中でも年配の方がとてもしっかりされて元気な事に驚きます🙂👏

定期検診でしっかりケアをされていることや残存歯の多さが共通点です。

 

歯の健康は、身体全体の健康に大きな影響を与え、最近では歯の問題と認知症の発症との関連性は強く指摘されています。

 

1️⃣歯周病と認知症のリスク

歯周病は口腔内の炎症を引き起こします。歯周病菌の原因菌がエンドトキシンという毒素を作り血液に流れ、炎症性サイトカインと呼ばれる物質が脳に放出されることがあります。これらの物質が認知機能や学習能力を低下させる事がわかっています。

 

2️⃣歯の損失と栄養不良

歯周病や虫歯の進行が進むと歯の損失に繋がります。咀嚼が難しくなり、食事の質が低下し、栄養不良や体重減少が起こり、これらは認知症のリスクを増加させる要因となります。残存歯が20本以上ある人に比べて残存歯が少ない方は認知症のリスクが約2倍と言われています。

 

3️⃣予防と早期対応の重要性

自分で毎日ケアを頑張って歯の健康維持をする事は限界があり、気づかないことも多々出てきます。

かかりつけ医がある方に比べてない人の認知症リスクは約1.5倍とも言われています。それだけ
定期的な歯科検診と適切な口腔ケアは非常に重要なのです。

また問題が発生した場合には早期に対応することも将来認知症のリスクを減らす大きな一因となります🫶

 

 

痛みや腫れもないのに麻酔をして治療をしたり、まめに通院する事は患者さんにとっても大変な事だと思いますが…是非検診で指摘されたことを信じてケアして頂きたいと思います。

 

長岡歯科は、患者さんの将来の為に定期的にずっと通える歯科になりたいと思っています✨

 

 

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