顎関節症|長岡歯科ブログ

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顎関節症

「顎が痛くて口が開かない」「顎を動かすと音が鳴る」などみなさんは顎の痛みを感じたことはありますか?

顎関節症とは、歯で食物を噛み切ったり、すりつぶしたりする時に顎関節や顎を動かしている「咀嚼筋(そしゃくきん)」という筋肉の痛みや、顎関節の雑音、開口障害あるいは顎運動異常を主な症状とする障害をまとめた病名です。

 

顎関節症には3つの分類があります。

 

咀嚼筋がこわばったり、強く押した時に痛みを感じたり、運動時に筋肉の痛みを感じたりするといった症状です。

外傷性因子や筋肉の疲労によって、異常な筋緊張や炎症が起きた状態と考えられています。

 

顎関節の運動痛、圧痛、開口障害などの症状です。

原因には、顎の打撲や過度の開口といった外来性外傷と、硬いものを無理に噛んだり、咬み合わせに異常がみられたりといった内在性外傷の2種類の原因があるとされています。

これらの原因によって、上顎と下顎の間でクッションの役割をしている「関節円板」という組織や、関節を包む丈夫な靭帯である「関節包」が伸びてしまったり、捻挫が生じたりすることで、上記のような症状が起きると考えられています。

 

 ③関節円板の位置がずれ、炎症、変性、穿孔などが生じたもので、顎関節の疼痛や「カクカク」「コキコキ」といった関節雑音を伴う症状です。

 

これらは主に寝ている間に起こります。

寝ている間の筋肉の緊張や顎関節への負担を軽減させるために、治療方法として「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを装着し、噛み合わせの衝撃を吸収することができます。

ナイトガードは型取りをして1週間ほどで出来上がります。

 

少しでも気になる症状がございましたら、

いつでもお気軽にご相談ください。

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