エナメル質形成不全|長岡歯科ブログ

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エナメル質形成不全

こんにちは。

 

夏らしい天気が続いて、暑いですね。外に出ると暑いしか言葉に出なくなってしまいますが、夏の青い空と白い雲の風景って結構好きだったりします♡

 

長岡歯科のお盆休みは、

8月11日(木)〜16日(火)まで

となります。17日は水曜日ですが、診療致しますので宜しくお願いします(・∀・)

 

 

さて、今日は【エナメル質形成不全】について書きたいと思います。

 

【エナメル質形成不全】とは?

 

歯は三層構造になっていて外から
エナメル質、
象牙質、
歯髄(神経)
で構成されていて、エナメル質はとても固い組織です。

しかし【エナメル質形成不全】は、歯が形成される時になんらかの理由で影響を受けエナメル質がうまく形成されず、象牙質が剥き出しになってしまっている状態の事です。色も黄色や茶色っぽく見えます。

 

これは乳歯にも永久歯にも起こります。

 

象牙質が剥き出しになると、柔らかい組織なので虫歯になりやすく、進行も早いため程度によっては樹脂で覆う処置が必要です。

 

原因は?

 

①遺伝的理由

父親や母親が【エナメル質形成不全】があると子供にも起こることがあります。

②局所的理由

歯が形成される時に外傷を受けたり、乳歯が大きく虫歯になった事で、永久歯がその影響を受ける事があります。

③全身的理由

お腹にいた時に母親の栄養不足であったり、何らかの代謝異常などの理由で起こることがあります。

 

軽度の場合は、フッ素を定期的に塗布して歯質強化をはかります。日頃からフッ素が入った歯磨き粉を使うのも効果的です。

 

学校の歯科検診で、指摘される事が多い【エナメル質形成不全】。

 

処置の方法は程度にもよりますので、虫歯になってしまう前に早めにみせにきてくださいね(´ω`)

 

 

 

 

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